V.S.Monkey 北陸1300kmの旅!
あとじさん主催、「お猿さんとお散歩」参加を目標にして



6: 終着点

7月23日、午前10時。

どしゃ
降りの夜の後の好天で、あたりから湯気が立っているようだ。非常に蒸し暑い。路面 はほとんど乾いていた。

快晴の中、高尾、八王子を通り新宿。
ごちゃごちゃの都会の道路を初めてV.S.Monkeyが走る。背広姿のサラリーマンがじっと見ている。横断歩道を横切っていく若いサラリーマンがずっと見ている。見ながら歩いている。横断歩道を渡り終わってもまだ見ている。歩道に立ち止まって、私が走り始めるまで見ていた。

だぶだぶジーンズをはいている若い奴等が目で追いかけている。交差点で隣に止まった車の運転手が見ている。バイク便のライダーが見ている。次の信号で私が追いつくとまたじっと見ている。

12時30分

今回の巡礼の終着点、青山1丁目、HONDA本社前に来た。

本田さん、私は本田さんのバイクを改造してこんな物を作ってしまいました。許していただけるのでしょうか。などど独り言を言いながら歩道に止める。ショールームの中からV.S.Monkeyを見る。たまにちらと見る人がいる。コーヒーを飲む。売り子のお姉さん美人だ

VTRをしばらく見入っていた。さて帰ろうかとV.S.Monkeyに戻ると、白髪の紳士に声をかけられた。

「これはどういう
バイクですか。」
「あ、
モンキーを改造したんです。」
「前の所が
工夫してあるねえ。」
「はい。」

しばし
V.S.Monkeyの特性について話す。

20分ほども話しただろうか。いよいよ帰るときに、V.S.Monkeyを本社前において記念撮影をした。


HONDA本社前にて


午後
2時。青山を後にした。

午後
3時15分

越谷の
田中PIPEに到着した。到着とほとんど同時にウインカーが点滅しなくなった。今度こそバッテリーが疲れたのか。クラッチもほとんど切れない状態だったが、止まる前にニュートラにして、走る直前にギヤを押し込んでここまでたどり着いた。

1300kmを一気に走るのはモンキーにはきついようだ。人間にも。当たり前だけどもっとゆとりのあるスケジュールなら走れる。それから夜間との中を走らないならば疲労も、安全性も改善される。

しかしこれだけ集中的に、それも調子のいいときは全開で、
級国道も、峠道も、時にはダートも、けっこう攻め込んで走ったりもした。フロントタイヤトレッド面全体を使った。ハードブレーキではリヤが浮くほど強くブレーキングした。ほとんどノーズダイブしないV.S.Monkeyはなかなかリヤが浮かない。普通のバイクならでんぐり返りをするほど強くブレーキングしてみた。でも大丈夫だった。

きっと皆さんの手元に届く
V.S.Monkeyも充分な性能を発揮すると思う。だからクラッチハブに注意して欲しい。そんなところが原因でコケたり走行不能になったりするとショックが大きいから。

久しぶりに
バイクで長距離を走りました。けっこういいもんですね。バイクって。やっぱり。とても楽しい乗り物ですね。

皆さんも安全に気を配って、楽しい
バイクライフを送ってください。私からアドバイスできるのは、たとえV.S.Monkeyでも、一気に1300kmも走るとかなり疲れますよということですね。

今度はどこに行こうかな。



0: もくじ
1: 行くぞ!「お猿さんとお散歩」
2: トラブル続発!
3: でもめげないぞ
4: ついに「お散歩」
5: 雨にも負けず
6: 終着点
7: 軌跡



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